Pythonでフリーランスエンジニアになることは可能?案件や単価例も紹介!

近年、多くの分野で取り入れられている人工知能。対象となるものを解析・理解して次に反映する能力がある人工知能は、人間の知的能力を模倣するためあらゆる業界に革新をもたらす存在といえるでしょう。

そんな人工知能の開発言語として代表的なPythonですが、「Pythonを扱うフリーランスエンジニアになりたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。本記事では、Pythonを扱うエンジニアがフリーランスを目指す際に知っておきたい情報をまとめました。

Pythonエンジニアの将来性や具体的な案件、フリーランスに必要なスキルなども詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

Pythonでフリーランスエンジニアになることは可能?

一口にフリーランスエンジニアと言っても、どのような言語が使えるかやどのような業務に携わるかは人それぞれです。AIの急速な発展にともないPythonが扱えるエンジニアは注目されており、他の言語同様、Pythonエンジニアとしてフリーランスになることは可能です。

とくにこの数年でリモートワークが定着したこともあり、フリーランスエンジニアとして在宅ワークで企業のプロジェクトに参画するハードルは下がりつつあると考えられます。

Pythonは文法がシンプルなため比較的習得しやすい言語ですが、案件を獲得するとなれば専門性が求められることになります。中には「未経験OK」の求人もありますが、希望の単価や業務内容の案件を獲得するには、あらかじめ実務経験を積んでおくのが望ましいです。

また、他の言語とは異なり、フルリモートの案件は少ない傾向にあります。学習のハードルが低い言語ではありますが、実際の現場では高い専門性が求められる且つチームを組んで行うことが多いため、企業に駐在する案件が多い傾向にあります。

会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの大きな違いは?

会社員エンジニアもフリーランスエンジニアも、チームで「何らかのシステムを作る」という業務に携わることに違いはありません。しかし、会社員は企業に所属しているため、プロジェクトがうまくいくかどうかに関わらず、毎月安定した収入が得られます。

その点、フリーランスエンジニアになると実力やスキルに合わせた案件を探して面談を受け、案件を獲得しなければ収入になりません。そのため、スキルによっては低単価な案件しか獲得できず、収入が下がる可能性もあるでしょう。

しかし、逆にスキルや実績さえあれば年収アップしやすいのも事実です。会社員のように数年単位で少しずつ年収があるわけではなく、高単価な案件が獲得できれば年収の大幅アップも可能です。

最近ではフリーランス用の福利厚生サービスを提供している企業も増えているので、「万が一に備えたい」という方はチェックしてみるとよいでしょう。

Pythonフリーランスの将来性

日本でこれまで使われてきたJavaやPHPなどと比べると、日本国内でPythonを使ったシステム開発をおこなっている企業はそこまで多くありません。しかし、流通業や小売業、製造業などをはじめとする多くの業界で今後の需要は目に見えて明らかであり、将来性は十分あると考えられます。

また、Pythonはシンプルな構造で習得しやすいことや、豊富なライブラリがあることで応用範囲が広いことから、作業を容易にしつつ高度な機能が作れるという特徴をもつプログラミング言語です。さらに、2022年1月のTIOBE Indexの調べによると、プログラミング言語別の人気ランキングで第1位にランクインしています。
出典:TIOBE Index for January 2022|TIOBE-ソフトウェア品質会社

現在では、有名なSNSや動画配信サイトなど誰もが知っているWebサービスに活用されていることから、信頼性の高い言語といえるでしょう。

また、データ処理や分析を得意とするPythonは、従来であれば人がおこなっていたアルゴリズムの構築なども機械学習により、これまでより多くのデータを学習・処理・構築することが可能になります。

このようにPythonは汎用性が高く多くのメリットがありますが、扱えるエンジニアはまだまだ少ないのが現状です。そのため、Pythonを使ってサービスが作れるフリーランスエンジニアになれば、多くの企業から求められる人材になることができます。

Pythonのフリーランス案件の種類・案件例

Pythonを使ってできることが多い分、案件の内容もさまざまです。サーバー側のシステム開発からAIやIoTなどの先端テクノロジーまで幅広い業務内容の案件があるあため、興味のある分野やスキルに合わせて選ぶとよいでしょう。

また、Pythonは小規模から大規模まで対応できる言語のため、プロジェクトの規模も視野に入れて探すとより良いです。扱えるエンジニアが少ないため他の言語より比較的単価が高いといわれており、フリーランスとしての希少価値を高めるためにも、早めに行動しての実績を積んでおくのがおすすめです。

フリーランスエンジニアのマッチングサイト「フリーランススタート」によると、Python案件の月額単価は平均で72万4,000円で、中央値は70万円です。(参考:https://freelance-start.com/jobs/skill-3

さらに高単価であれば月100万円を超えている案件もあるので、独立後の年収アップも夢ではありません。

Bizlinkで扱っているPythonのフリーランス案件例

では、実際にPythonにはどのような案件があるのでしょうか。ここでは、幅広い職種や働き方のエンジニアを募集しているフリーランスエージェント『Bizlink』のPython案件をいくつか紹介します。

条件内容報酬(月)
Python(経験5年)自社マーケティングプロダクト|リサーチエンジニア100万円
Unreal Engine(経験3年)映像制作事業におけるソフト開発エンジニア〜100万円
Python(経験5年以上)自社プラットフォーム開発におけるサーバーサイドエンジニア〜90万円
Python(経験5年以上)通信キャリア向けWeb集客サービス〜80万円

上記のように、マーケティングやリサーチ分野からソフト・システム開発など、業務内容はさまざまです。そのため、自分の興味があるもしくは得意な案件が選びやすいところもPythonでフリーランスエンジニアになるメリットといえるでしょう。

また、Bizlinkは高単価案件を中心に扱うエージェントのため、「今の給料よりも上がる」というエンジニアも多いと思います。こちらで紹介した以外のPythonの案件は以下のリンクからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

フリーランスのPythonエンジニアに必要なスキル

Pythonを扱うフリーランスエンジニアになるには、業務を問題なくおこなうレベルのスキルが求められます。

フリーランスになるとわからないことを教えてくれる先輩や上司もいないため、よりスキルが重視されると考えておきましょう。以下で、フリーランスのPythonエンジニアに必要なスキルを3つ紹介します。

Python以外の言語スキル

Pythonを使った案件であれば、「Pythonが使える」ことは大前提となります。しかし、Pythonの案件では他の言語の使用経験が求められることも少なくありません。

そのため、Python以外の言語での開発経験やスキルをもつことで案件を獲得しやすくなります。また、「コーディングだけができれば良い」という考えだけではなく、開発現場における全体の流れを学びつつ理解しておくのが理想です。

Python以外の言語スキルがあれば、万が一Pythonで希望する案件が見つからない場合でも、他の言語を使った案件を探せるようになります。

フレームワーク・ライブラリの知識やスキル

Pythonでゲームやアプリケーション、システムを開発する際、効率を高めるためにフレームワークやライブラリが使われることも少なくありません。案件によってはPythonに対応したライブラリを扱うスキルが必須条件になることも。

機械学習やAIの分野でよく使われる「TensorFlow」「scikit-learn」「Theano」「Pytorch」など、有名なフレームワークやライブラリを扱えるスキルを磨いておくとよいでしょう。

希少価値の高いフリーランスエンジニアになることができれば、高単価案件が獲得しやすくなるのはもちろん、単価交渉しやすくなるなど、年収アップにつなげやすくなります。

データ分析・解析のスキル

AI開発での機械学習や深層学習に欠かせないデータ分析。効率よくプログラムを記述する能力はPythonの魅力の1つでもあります。

そこでエンジニアに求められるのが、ビジネスに効果的なデータ分析・解析ができること。目標に対する課題や解決に向けた情報収集、集めた情報の加工(処理)、データの可視化などはライブラリを使っておこなわれます。

そのため、分析や数値解析に関連するライブラリが使えるスキルを身につけておきましょう。ビジネスを効率よく伸ばすためにデータ分析する企業は多いので、データを分析・解析できるスキルがあれば対応できる案件を増やすことができます。

英語スキル

これから先、フリーランスのPythonエンジニアとして長く働くには、英語スキルも上達させておきたいところです。IT業界の新しい情報は海外から入ってくることが多いという理由の他に、最新のAIや機械学習などの分野は国外でも開発が急速に進んでいるからです。

また、海外企業や外資系企業は報酬が高いことも多く、英語スキルがあることでより良い条件の案件を見つけやすくなるはずです。求められる英語スキルは案件によって大きく異なりますが、日常会話が問題なくできる、専門的な話を英語でできるなど、他のスキルと合わせて習得していくとよいでしょう。

フリーランスエンジニア向けPython案件を探すには

会社員エンジニアとして働いていると、会社から決まった業務が割り当てられるため「フリーランスに転身した場合、案件はどうやって探せば良いのだろう」と悩む人もいるかもしれません。

フリーランスエンジニアの案件獲得方法には、おもに以下のような方法があります。

  • クラウドソーシングで案件を探して応募する
  • 過去の人脈から案件もしくはクライアントを紹介してもらう
  • SNSやWebサイトで発信する
  • エージェントを利用する

クラウドソーシングは利用ハードルは低いものの単価が安い案件が多く、なおかつ手数料が差し引かれるため、継続的に高収入を得るのは難しいかもしれません。また、人脈やSNSを使って、人づてに案件を獲得するエンジニアも多いようです。

ただ、フリーランスは安定収入の保証がないことからも、エージェントを頼ることをおすすめします。エージェントを利用すると、専任のスタッフやコンサルタントが希望の条件や自分のスキルに合わせた案件を紹介してくれます。

エージェント側からの紹介が受けられるので、「自分で営業するのが苦手」という人にもぴったりです。個人営業では獲得できないような大手企業の案件が紹介されることもあり、収入面・スキル面の両方を伸ばすことも可能になります。

Pythonのフリーランス案件を探すなら『Bizlink』

Pythonでフリーランスエンジニアになりたいと考えている人には、『Bizlink』がおすすめです。Bizlinkでは高単価案件が多く、継続的な受注も可能です。

また、充実したサポートにより業務や契約に関する不安があればいつでも相談できるので、安心してプロジェクトに参画できるのもポイント。案件紹介だけでなく、条件交渉や契約の代行もおこなっているので、業務に集中できます。

登録後に専任コンサルタントとの面談があり、そのときにスキルやこれまでの経験、希望する条件などを伝えておきましょう。登録や面談、案件紹介を無料でおこなっていますので、フリーランスエンジニアとしての市場価値を確認・向上したい人もぜひチェックしてみてください。

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まとめ

これからますますニーズが高まると予想されるAI技術。その技術を開発するためのPythonでフリーランスエンジニアとして独立することは十分可能です。

ただし、フリーランスになると会社員よりもスキルや実績が重視されるため、高単価な案件を獲得するためには、相応のスキルが求められることも事実です。Pythonでフリーランスエンジニアになるのであれば、言語以外のスキルを磨くことも意識して高単価案件の獲得を目指しましょう。

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