フリーランスエンジニアにおすすめの本14選|ステップアップのための1冊を探そう

フリーランスエンジニアという働き方は、会社員に比べて自由度が高い一方で「自分で自分を律する」という意識が必要不可欠です。目の前のプロジェクトでの成果をだすことはもちろんですが、エンジニアとしての市場価値を高めるうえでも毎日の情報収集は欠かせません。

インターネット上で日々更新される最新情報のキャッチアップと同時に、編集者が目を通して構成された書籍からの知識や情報も得ておきたいものです。本から得た情報を現場や働き方に反映できれば、さらなるステップアップが目指せるでしょう。

本記事では、

  • フリーランスエンジニアを目指している人
  • フリーランスエンジニアとして独立した人
  • フリーランス全般で活動している人

の3つに分けて、それぞれのステージでおすすめの本を紹介します。

Contents

フリーランスエンジニアを目指す人におすすめの本5選

ここでは、「これからフリーランスエンジニアを目指す人向け」の本を紹介します。何の準備もせずフリーランスになると、のちのち大変な思いをするかもしれません。

フリーランスエンジニアになる前の準備として、本から知識を得て失敗しない独立を目指しましょう。

『イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本』

フリーランスエンジニアは、即戦力としてプロジェクトに関わることが求められます。そのため、IT技術についての豊富な知識は必須です。こちらはWeb開発の基本を網羅的に学べる本で、複雑な仕組みがイラストを用いた図解でわかりやすく解説されています。

専門用語の解説や各種データの特徴、開発や運用現場の様子などが学べるので、「今の知識のままではフリーランスになるのが不安」というエンジニアにおすすめの一冊。Web開発の復習にも有効です。

『未経験でもはじめの一歩が踏み出せる!Web系フリーランス働き方超大全』

コーダー・Web デザイナー・Web エンジニア・Webライター・Webマーケター・動画編集者の6種類のWeb系フリーランスについて詳しく書かれた本です。著者はSNSから生まれたオンラインスクール『デイトラ』で、多くのフリーランスを輩出してきたスクール目線の詳しい解説が特徴です。

各職種の仕事内容から仕事の流れ、受注パターン、ギャランティの相場などリアルな情報が網羅的に紹介されています。フリーランスの良い面だけでなく注意すべき点なども書かれているため、フリーランスになることに悩んでいるエンジニアにもおすすめです。

『フリーエンジニアで成功するためにやるべき54のこと』

こちらはいわゆる技術書ではなく、フリーランスエンジニアとして働くうえで大切なことにフォーカスした内容の書籍です。成功するフリーランスエンジニアに必要な「営業力」や「コミュニケーション能力」など、フリーランスとしてどのようなスキルを身につけるべきかがわかる一冊。

フリーランスに求められる真っ当な内容ながらも、実際にフリーランスとして活躍している人でも完璧に出来ている人は少なく、独立前の心構えとしても読んでおきたい本です。技術力以外のフリーランスに関する知識が欲しいエンジニアにおすすめです。

【マンガ】『フリーランスで行こう! 会社に頼らない、新しい「働き方」』

ITエンジニア向けの技術解説サイト「Think IT」にて連載されていたエッセイ「フリーランスのススメ」を一冊にまとめた本です。漫画で描かれているためスルスルと読みやすく、なおかつフリーランスの良い面・悪い面の両方を描いたリアルな内容。

本書の主人公はイラストレーターという設定ですが、会社員からフリーランスとして独立した苦悩や人との出会いのエピソードが満載。少しでもフリーランスに興味があるエンジニアにおすすめです。

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

ITエンジニアに欠かせない、ロジカルシンキングに関する書籍です。外資系コンサルティング会社「マッキンゼー」で14年間活躍した著者により、思考と感情の言語化トレーニングメソッドが解説されています。

誰でもどこでもできるシンプルな方法で、素早く考える力を養うだけでなく心も鍛えられるというもの。フリーランスになると自分自身で解決しなければならないことも多いため、思考力を鍛えたいエンジニアはチェックしてみるとよいでしょう。

フリーランスエンジニアとして独立した人におすすめの本4選

ここからは、「フリーランスエンジニアとして独立した後」に読みたい本を紹介します。長くフリーランスとして活躍するための知識を持つことで、将来的に安定した収入を得られるエンジニアになれるでしょう。

『ITエンジニアのための「人生戦略」の教科書』

フリーランスエンジニアに向けたマインドセットが学べる本。起業に必要なマインドからマネープランの考え方、ビジネス思考への転換、ビジネスロジックなど、ITエンジニアとしての人生設計を考えるきっかけ作りになります。

エンジニアとしてのマインドとビジネスにおけるマインドの両面から学べるため、「エンジニアとして成功したい」という人におすすめ。求人情報ポータルサイト「@SOHO」の開発者による実体験をもとにした内容で、イラストと図解を用いてわかりやすく読みやすい構成です。 

『エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方』

フリーランスエンジニアとして独立後、なかなか思うように収入を上げられない人におすすめの一冊です。本書はエージェントを使って常駐案件に参画しつつ、副業でプログラミングスクール講師として働き、独立後3年で年収1000万円を達成した著者の実体験をもとにした内容です。

スキルシートの書き方や自分自身の売り込み方、エージェントの選び方、行動の仕方などが学べます。2016年刊行と販売開始から少し年数が経っていますが、年収1000万円のエンジニアの考え方や行動の本質は変わりません。普遍的なマインドセットを手に入れるためのきっかけになる一冊となることでしょう。

『現場で困らない!ITエンジニアのための英語リーディング』

フリーランスエンジニアが積極的に身に付けたいスキルの1つに、英語などの外国語が挙げられます。英語力を高めることで外資系企業の高単価案件を獲得したり、海外の最新IT情報を素早くキャッチアップできるようになったりとメリットはたくさんあります。

本書ではIT英語のリーディングをメインに解説しているため、実践しやすい内容です。便利ツールや情報収集のテクニック、業務で頻出する英単語集なども付いており、英語が苦手なフリーランスエンジニアにおすすめです。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

Windows95の設計思想を生み出した著者による、スピード仕事術が学べる一冊。ITエンジニアの業務ではトラブルや急な納期変更は日常茶飯事です。しかし、時間に追われた業務でクオリティの高い成果が残せるだろうかと疑問に思ったことはありませんか?

本書では、仕事の取り組み方や時間の使い方、生活を振り返るきっかけとなる内容が記載されています。業務や生活における効率的な方法を知りたい、好きなことに向き合う時間が欲しいのに1日があっという間に過ぎてしまう、というエンジニアにおすすめです。

フリーランス全般の方におすすめの本5選

ここからは、ITエンジニアに限らずフリーランス向けとして出版されている本を紹介します。フリーランスになると業務以外の事務作業や法律などの知識も必要になるので、エンジニア以外のジャンルの本も読んで学習しておきましょう。

『世界一やさしいフリーランスの教科書1年生』

本書はフリーランスそのものの理解を深めるための一冊です。ゼロから独立までの経験談をもとに構成されており、フリーランスの入門書ともいえるでしょう。営業方法や電話の掛け方、正しい名刺交換の仕方、価格交渉の方法など、 実戦で必要になる内容がそれぞれ具体的に記載されているため、フリーランスに求められるスタンスのイメージが湧きやすくなります。

漫画形式で楽しく読み進められる他、著者のバイタリティの高さを感じ取ることでポジティブな気持ちになれる本。周りに行動力のある人があまりいなかったり、モヤモヤした気持ちをもっていたりするフリーランスにおすすめの一冊です。

『会社に雇われずにフリーで働く!と決めたら読む本』

フリーランスとして働くリスクやお金の管理、人脈作り、ブランディングなど、幅広い内容が網羅されています。「フリーランス=自由で楽」という空想ではなく、厳しい現実もあることを教えてくれる一冊です。

前半では確定申告や下請法の解説などもあり、個人事業主がどのようなものかを理解するのに役立つ内容となっています。著者は20年以上フリーのコピーライター・ライターとして活躍する人物で、その人脈を活かした著者以外のフリーランスの方々のインタビューも掲載されています。そのため、周りにフリーランスとして生活している人が少なく、実際の声を聞くことができない人にもおすすめです。

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』

フリーランスエンジニアになると、避けて通れないのが税金に関するあれこれです。本書では、「源泉徴収とは何か?」などの基礎から、確定申告が必要な理由や確定申告の方法、節税の仕方など、税金に関することを網羅的に学ぶことができます。

税理士と漫画家がタッグを組んで、難しく感じがちな税金まわりの内容をわかりやすく解説。「どこまでが経費になるのか」など、多くのフリーランスが感じる疑問についても一通り解説されているため、税金について全く知識がない人や少しでも不安を抱える人におすすめの一冊です。

『起業家・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン』

フリーランスエンジニアにとってブログやSNSは営業ツールであり、集客ツールでもあり、ブランディングに使えるツールでもあります。SNSを使って誰でも情報発信できるようになった今だからこそ、ノウハウを知って正しく実践したいもの。

これから情報発信を始めたいという人でも理解しやすいように、基礎の部分から解説されているのがポイント。ただし基礎的な内容がメインとなるため、すでに自分でブログやSNSを運営している人にとっては少し物足りないと感じるかもしれません。

これからブログやSNSで集客を始めていきたい、やり始めたけどこの使い方で合っているのか不安、という方たちにおすすめな一冊です。

『限りある時間の使い方』

SNSでも話題になっていた本書。日々、無限に感じられる時間も実は限られた時間であり、その中で「効率だけを追い求めていないか?」を問われる一冊。人生は有限であるがゆえに今を生きることが大切であり、どのようにすべきかを教えてくれる内容となっています。

本書を読み、時間に対する意識を変えるだけで、仕事だけでなく人生そのものに対する考え方も変わるでしょう。理由のわからない焦燥感にかられてしまう人や、日々忙しくて悩んでいる人にもおすすめの一冊です。

フリーランスエンジニアの頼れるエージェント『Bizlink』

フリーランスエンジニアになると、基本的には1人ですべての物事に対応しなければなりません。周りに相談できる人がいればよいですが、そうでなければ悩んだり、人によっては気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。

「自分だけでフリーランスとしてやっていくのが不安」というエンジニアや、「営業するのが苦痛」というエンジニアは、フリーランスエージェントの『Bizlink』を活用するのがおすすめです。

Bizlinkでは、フリーランスエンジニアに向けた案件を豊富に扱っており、コンサルタントにスキルや希望条件を伝えるだけで案件の紹介が受けられます。自分で案件を探す必要がないので業務に集中でき、参画後にトラブルがあれば対応してくれるのもポイントです。

孤独を感じやすいフリーランスだからこそ、エージェントを活用して相談相手を見つけたり、企業とのつながりを作っておくことが大切です。長くフリーランスエンジニアとして活躍したい人は、ぜひチェックしてみてください。

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まとめ

フリーランスエンジニアになると、「会社」という組織から離れて自分自身で仕事を獲得しなければなりません。個人で活動していくと、思っているよりも多くの困難に立ち向かうことになります。

難しい問題に直面したとき、どのような考え方で行動するのかによって、フリーランスとしての分かれ道と感じることもあるでしょう。そのときに正しい判断ができるように、本をたくさん読んで有効活用したいものです。

今回紹介したフリーランスエンジニアにおすすめの本は、どれも楽しく読めて役立つ内容ばかりです。本から得た知識を実践できるように、日々の行動に反映していきましょう。

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